2026年6月5日(金)~6日(土)に広島の地にて2026年度第2回労使研修会を開催しました。初日は全国マツダ労連の皆様の多大なるご尽力をいただきましてマツダ株式会社の工場見学、そして懇親会を実施しました。また翌日には江田島旧海軍兵学校の施設見学を実施しました。二日間で総36名(労側31名、使側5名)の方が参加しました。
以下にその様子を報告します。
■スケジュール■
6月5日(金)
13:00 マツダミュージアム(本社工場)見学
15:30 見学終了
17:00 懇親会@広島駅前八香閣
18:30 終了
6月6日(土)
11:15 江田島旧海軍兵学校施設見学
13:00 昼食(車中)
15:00 終了
■参加者■
<労側>25単組・31名
<使側>5企業・5名
- マツダミュージアム見学風景
- 旧海軍兵学校集合写真
■研修会の主旨と概要■
戦後80年が経過しましたが、長引くロシアのウクライナ侵攻、パレスチナ問題、米イスラエル軍によるイラン攻撃など世界各地で戦争が絶えません。どういう理由があるにしても戦争は人の命を奪う行為であり正義はありません。
平和をテーマにした研修会としては2年前に鹿児島知覧を訪れ開催しました。特攻隊員の想いに触れ馳せる中で、日本の未来を託された私たち一人ひとり戦争の悲惨さ平和の尊さを胸に刻みました。ただ緊迫する世界情勢は一寸先どうなるかわからない状況であり、ますます深刻化しています。
一方、この春闘では会社の持続的な成長や人財確保定着、物価高の影響など様々な観点で各労使で真摯に議論し、賃上げや労働条件の改善に取り組みました。でもそもそも社会の安定がベースになければこの議論は成り立ちません。日々世界がどうなっていくのか不安を抱えながらの状態では正常な経済活動も労働組合活動もできません。
こういう時、世界の平和と安定のため唯一の被爆国である日本人の私たちがやるべきこととはいったいなんでしょうか。
さて、今年度はメリハリをつけた部会活動を進めていくことを目的に、従来活動に一工夫を加える「+S」活動を展開しています。
そこで、今回の労使研修会は、部会労使にとって通常の諸活動の参考や気づき、学びとなる内容に加えて、再度一人ひとりが平和について考えるきっかけにもなるようなエッセンスを加えた「+S」で開催します。具体的には被爆地である広島の地にて、原爆投下からの広島復興の中心にあったマツダ株式会社(当時の東洋工業)の工場見学および、戦争遺産(江田島海軍兵学校)の施設見学などとなっています。
特に、マツダ株式会社の工場見学においては、一般見学ルートではなく、販売労組・部品製造労組・マツダ労組など全マツダ労連の多くの皆様方のお力沿いにより、唯一無二のロータリーエンジンならぬ唯一無二のスペシャルな工場見学ルートを設定いただきましたので、参加される皆さんにとってとても実りある内容であると思います。多くの皆さんに参加いただければ幸いです。
●マツダミュージアム・マツダ本社工場見学
当日は全国マツダ労連の皆様のアテンドにより、全国マツダ労連の事務所があるふれあい会館の会議室をお借りして集合したのち、敷地内を業務バス(社員等が工場や門間を移動)に乗ってマツダミュージアムまで移動してミュージアムの展示と一部工場見学をさせてもらいました。業務バスはもう普通に路線バスと同じ感じであり、とにかくマツダ本社のある一体は町全体がマツダ関連施設であり、その広大な敷地規模・スケールの大きさに圧倒されました。一部の組立工場ラインの見学もできましたが、マツダの生産(組立ライン)は新型CX-5、次がロードスター、その次がCX-60が流れてくるという感じで車種が混合で1本のラインで組立されているのが特徴的でした。
またミュージアム見学では、マツダの創業そして三輪自動車からはじまった自動車の歴史や自動車づくりへのこだわり、またその背景には原爆投下からの復興に対する創業者の想いが脈々と受け継がれチャレンジするスピリットが醸成されてきたことが伝わる内容でした。唯一無二のロータリーエンジンの実用化に成功した背景をあらためて認識でき、まさにマツダ社のパーパス「前向きに、今日を生きる人の輪を広げる」を体現されていると感じました。
その後充実した見学となったため意見交換は懇親会の場に移して、全国マツダ労連の皆様にも引き続き懇親会へもご参加いただき懇親を深めるとともに意見交換・情報交換を行いました。
その後は各自マツダスタジアムでの野球観戦や別の広島の夜を各々満喫しました。
- ルマン優勝787B
- コスモスポーツ
- 見学風景
- 三輪自動車
- 懇親会風景①
- 懇親会風景②
- マツダスタジアム
●江田島旧海軍兵学校見学
翌日は貸切バスで移動して、広島県江田島市にある旧海軍兵学校の施設見学を行いました。この施設では旧海軍の戦争の歴史を振り返るとともに戦争遺産を肌で感じてきました。二年前の労使研修会で知覧の地を訪問した際は旧陸軍の特攻隊員の思いに触れましたが、今回は旧海軍の神風特攻隊員の遺書等を拝見し、あらためて戦争の悲惨さ、命の尊さ、平和の大切さを胸に刻みました。
- 旧海軍兵学校見学風景①
- 旧海軍兵学校見学風景②
- 旧海軍兵学校見学風景③
- 旧海軍兵学校見学風景④
●さいごに
今回の労使研修会は、通常の「まじめさ・楽しさ盛り合わせ」に加え、世界各地で戦争が続いている中、あらためて一人ひとりが平和の大切さを学べるようにと企画させていただきました。参加者の皆さんの感想を聞くと非常に満足されておられ本当によかったと思っています。また個人的にもマツダミュージアムでは、懐かしいルマン優勝時の車(787B)やコスモスポーツなどが展示されており、ロータリーエンジンファンとしてはたまらない内容でもあり、非常に充実した研修会となりました。これもひとえに、全国マツダ労連の古賀様、村岡様、井上様、そして神戸マツダ労組の三浦様のお力添えとご尽力の賜物です。そして今回の企画・準備・運営いただきました仁木議長はじめ西日本エリアの皆さま、ミヤコ国際ツーリストの野牧さまのおかげです。皆様に心より感謝申し上げます。
(記:事務局長 松本康)
- 原爆ドーム
















































































































